カゴメ、健康志向に応える新作ジュース、4種の野菜を配合、リコピンと食物繊維がたっぷり

■すっきり飲める野菜100%、7月8日全国発売

 カゴメ<2811>(東証プライム)は6月30日、“飲むトマトサラダ”としても楽しめる野菜ジュース「カゴメ野菜ジュース トマトサラダ」を7月8日から全国で発売すると発表した。トマト・にんじん・ほうれん草・レタスの4種を使用し、すっきりとした味わいが特徴の100%野菜ジュースである。栄養面でもリコピンと食物繊維を豊富に含み、健康志向層に向けた新たな選択肢として注目される。

 背景には、生鮮野菜価格の高騰や節約志向、多忙化による簡便ニーズの高まりがある。とりわけトマトジュースは品質と価格の安定性が評価されており、生鮮トマトの代替としての利用も進む。こうした流れの中で、野菜飲料に対しては味の良さに加え、栄養成分への関心も高まっている。カゴメはこれらの消費者ニーズを踏まえ、自然素材を活かした商品開発を強化している。

 今回の「トマトサラダ」は200ml入り紙パックで、賞味期間は開封前で1年。希望小売価格は税込130円前後を想定しており、手軽に栄養を摂取できる点が特徴だ。今後もカゴメは野菜ジュースを通じて、健康的なライフスタイルの実現を支援していく方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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