
■2025年秋オープン、全室天然温泉完備
東京建物<8804>(東証プライム)グループの東京建物リゾートは7月17日、愛犬同伴型ラグジュアリーリゾートホテル「レジーナリゾート由布院」を2025年秋に開業すると発表した。レジーナリゾートシリーズとしては10施設目で、九州では初進出となる。全15室の客室に天然温泉を完備し、レストランやドッグランなども愛犬同伴で利用可能。地元九州の食材を用いた創作和食を提供するなど、ペットと共に快適に過ごせる環境が整えられている。
「レジーナリゾート」は2013年の富士施設開業以降、軽井沢や伊豆、びわ湖など各地で展開してきた。いずれの施設も、専門資格を有するスタッフを配置し、愛犬との宿泊に特化したサービスと衛生管理を徹底している。また、9万世帯超の会員組織「レジーナドッグクラブ」やポイント制度など、リピーター向けの特典も充実している。
東京建物グループでは、宿泊特化型や高級ホテルの開発も進めており、「フォーシーズンズホテル大阪」や「ヒルトン京都」などの大型案件も開業済み。2028年には「ラッフルズ東京」の開業も予定している。こうした多様な事業展開は、グループの中期経営計画における重点戦略の一環であり、“コト消費”の高まりに対応したサービス事業の拡大を図っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)