明海グループが後場一段高、第1四半期決算でホテル事業好調など好感、船舶売却益約81億円など計上

■明治海運などの持株会社、連結純利益は前年同期の3.2倍に

 明海グループ<9115>(東証スタンダード)は7月30日の13時に特別利益などの計上と第1四半期決算を発表し、株価は発表後に10%高の715円(67円高)まで一段高となり、約1か月ぶりに700円台を回復している。明治海運などの持株会社。第1四半期連結決算(2025年4~6月、連結)に2隻の船舶売却による特別利益約81億円と法人税等調整額(損)27.64億円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期の3.2倍の28.95億円となった。

 当第1四半期の連結売上高は前年同期比3.7%減の153.73億円だった。うち、ホテル関連事業部門は、国内・海外客双方の旅行需要の回復を受けて、売上高は24.62億円(同14.6%増)となり、ホテル関連事業利益は93百万円(同190.7%増)となった。3月通期の連結業績予想は、現時点では2025年5月15日公表時の数値から変更を行っていないとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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