
■受注高は前年同四半期比312.9%増と大幅に増加
東急建設<1720>(東証プライム)は8月7日、一段高で始まり、取引開始後は7%高の1166円(77円高)まで上げ、2018年以来の高値に進んでいる。6日の夕方に発表した第1四半期(2025年4~6月)連結決算が各利益とも前年同期比で黒字に転換し、注目の強まる相場となっている。
当第1四半期は、建設事業・建築、建設事業・土木とも国内官公庁工事及び国内民間工事の増加により好調に推移し、連結売上高は前年同期比30.2%増加して719.48億円となり、営業利益は21.69億円で前年同期の9.5億円の損失から黒字に転換、親会社株主に帰属する四半期純利益も14.27億円となり前年同期の0.94億円の損失から黒字に転換した。受注高は、国内官公庁工事、国内民間工事及び海外工事の増加により、1019億(前年同四半期比312.9%増)と大幅に増加した。通期予想は全体に据え置いたが、受注の増加が顕著なため期待が強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)