
■責任ある脆弱性開示を通じ、グローバル企業のセキュリティ向上に貢献
エスプール<2471>(東証プライム)グループのCyberCrewは12月25日、世界最大級の小売グループである仏カルフールが公開する「Security Hall of Fame」に、同社名が掲載されたと発表した。カルフールのWebサービスに関して発見したセキュリティ上の課題について、責任ある脆弱性開示の原則に基づき、正規の手順で報告を行った点が評価された。
同ページは、製品やWebサービスにおけるセキュリティ上の問題を善意かつ適切なプロセスで報告した個人・組織を顕彰する公開ページである。CyberCrewは、発見した課題を正規の窓口を通じて情報提供し、同社のセキュリティ向上に寄与したとして掲載に至った。脆弱性の具体的内容や技術的詳細は非公開としている。
近年、サイバーリスクが高度化する中、企業と協調して是正を図る責任ある脆弱性開示の重要性は国際的に高まっている。CyberCrewは「インターネットを利用するすべての人が安心して利用できる環境を創る」という理念のもと、攻撃者視点に立った調査と報告を継続してきた。今回の掲載は、同社のこうした姿勢が評価されたものであり、今後も国内外の企業と連携し、セキュリティ水準の向上に貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























