【主なニュース&材料】銘柄分析・子育て支援・設備投資・M&A・資産効率化・業務提携・事業再編――企業価値向上へ

■大型資産売却・M&A・生成AI投資・補助金収入

・東武鉄道<9001>(東証プライム):東武線の小児運賃を「TOBU POINT」で全額還元し、2026年1月13日から実質無料化する。親子登録と登録済みPASMO利用で、単独乗車も対象。

・(銘柄分析)イトーキ<7972>(東証プライム):ワークプレイスと設備機器が好調で25年12月期は2桁増益予想。固定資産譲渡なども開示し、26年12月期も収益拡大基調を見込む。

・(銘柄分析)綿半ホールディングス<3199>(東証プライム):小売・建設・貿易の各事業が伸長し、26年3月期は増収増益・11期連続増配見通し。10月に長野支店を開設し地域密着を強化する。

・(銘柄分析)ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード):直動機器需要の中長期拡大を見据え、投資を継続。ヒューマノイドロボット産業への参画も材料となり、27年3月期の収益回復を視野に入れる。

・(銘柄分析)京写<6837>(東証スタンダード):26年3月期は一時費用などで減益見通しだが、27年3月期は一過性要因一巡で回復基調を想定。成長戦略の進展を継続する。

・(銘柄分析)日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム):米国供給制約やコスト増を織り込み26年3月期は減益予想。一方で製造能力強化・コスト削減を進め、27年3月期の回復を狙う。

・SCREENホールディングス<7735>(東証プライム):立命館と連携・協力協定を締結し、次世代技術研究と実践教育、人材育成、リスキリングなどで協働を進める。

・環境フレンドリーホールディングス<3777>(東証グロース):神奈川県真鶴町と防災・脱炭素の包括連携MOUを締結。ペロブスカイト太陽電池と蓄電池の実証導入実績を基に、地域のエネルギーBCP強化を図る。

・旭有機材<4216>(東証プライム):宮崎・延岡に半導体装置向けの新生産拠点を新設する。投資額175億円で能力を約3倍に増強し、竣工は2028年10月を見込む。

・コナカ<7494>(東証プライム):福岡の固定資産を譲渡し、2026年9月期に特別利益4億9500万円を計上見込み。契約・引渡しは2026年2月中旬予定。

・電通グループ<4324>(東証プライム):電通銀座ビルを売却し、譲渡益は約300億円を見込む。譲渡日は2026年1月30日予定で、資本効率とコスト抑制を図る。

・USEN-NEXT HOLDINGS<9418>(東証プライム):ブラザー子会社エクシング株70%を取得し連結子会社化する。取得額175億円で、JOYSOUNDと自社顧客基盤を組み合わせBtoBtoC展開を強化する。

・日清紡ホールディングス<3105>(東証プライム):マイクロデバイス事業で早期退職優遇制度を実施する。最大560名を対象に2026年4月募集、関連費用は事業構造改革費用として計上予定。

・Synspective<290A>(東証グロース):経産省事業採択に伴い補助金収入8億100万円を計上する。通期業績予想に織り込み済みとする。

・コア<2359>(東証プライム):ソフト流通センターを全株式取得し子会社化する。九州で公共・医療・IoT(AI)・半導体分野の基盤を強化し、相乗効果を狙う。

・フルキャストホールディングス<4848>(東証プライム):Fiahを全株式取得し子会社化した。成果報酬型送客の集客基盤を取り込み、求人・求職マッチングの強化を図る。

・南海化学<4040>(東証スタンダード):連結子会社の清算結了に伴い、個別で関係会社清算益13億5600万円を特別利益計上見込み。連結では相殺消去で影響なしとする。

・ナイガイ<8013>(東証スタンダード):投資有価証券の一部売却で特別利益1億3100万円を計上する。2026年1月期連結決算に反映予定。

・ヤマダホールディングス<9831>(東証プライム):生成AIスタートアップのTechSuiteに5億円出資し、資本業務提携を進める。生成AIとビッグデータ活用でDX深化を狙う。

・サッポロホールディングス<2501>(東証プライム):不動産子会社を段階譲渡し外部資本を導入する。企業価値ベース取引価額は4770億円で、酒類事業集中と社名変更(サッポロビール)も示す。

・富士通<6702>(東証プライム):東京大学と電力系統連動型の地域間ワークロードシフト実証を開始する。実証期間は2026年1月5日~3月31日で、ワット・ビット連携の社会実装を目指す。

・And Doホールディングス<3457>(東証プライム):ハウス・リースバック資産を流動化し、HLB22号へ信託受益権を譲渡する。譲渡益は2億9900万円見込みで、譲渡日は12月25日予定。

・ファンデリー<3137>(東証グロース):医師が執筆するWebメディア「パワーアップ!食と健康」を配信し、骨と筋肉を維持・強化する食事のポイントを紹介する。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る