ファーストリテイリング、新卒初任給を引き上げ、グローバル水準の人材投資加速
- 2025/12/25 10:50
- IR企業情報

■グローバルリーダー候補は月額37万円、地域正社員も約10%増
ユニクロ・ジーユーを展開するファーストリテイリング<9983>(東証プライム)は12月22日、グローバル水準での採用・育成を加速するため、2026年3月入社の日本の新卒社員を対象に初任給を引き上げると発表した。世界で通用する競争力と成長力を高める狙いで、優秀な人材の採用競争力を強化し、少数精鋭の組織への変革を進める。
今回の改定では、入社直後から高い目標に挑戦する意欲を引き出す処遇を整備し、挑戦を後押しする環境を強化する。成長と賃上げの好循環を生み出すことで、企業全体の生産性向上と持続的な成長につなげる方針だ。
具体的には、グローバルリーダー候補の初任給を月額37万円(現行33万円)とし、年収の目安は約590万円とした。地域正社員は初任給を月額28万円(現行25万5000円)とし、年収の目安は約447万円とする。対象は日本国内のユニクロ、ジーユー、プラステ、リンク・セオリー・ジャパンの新入社員で、同社は今後も既存社員を含め、能力や成果に応じた昇格や報酬引き上げを継続し、人材投資を推進するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















