
■国内大手向け特注システム受注、翌期売上に計上予定
小野測器<6858>(東証スタンダード)は12月25日10時、特注システムの開発・製造に関する大型案件の受注を発表した。取引先は国内大手メーカーで、計測技術を基盤とした特注システムを手掛ける。受注金額は12億4000万円で、直前連結会計年度の売上高の10.6%に相当する。
売上計上時期は2026年12月期を予定しており、当期(2025年12月期)の業績予想への影響はない。翌期業績予想については、本受注を織り込んだうえで、2026年1月下旬予定の通期決算発表時に公表するとしている。
■大型受注を材料に急騰、年初来高値を更新
12月25日、株価は買いが先行し、一時657円まで上昇して年初来高値を更新した。前日終値610円から上値を伸ばし、出来高も増勢となった。計測技術を基盤とする特注システムの大型受注を発表したことが好感され、翌期業績への寄与期待が強まった。PBR0.4倍台と割安感も意識され、短期資金の流入が株価を押し上げた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















