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ULSグループ傘下のウルシステムズ、ぴあの開発現場に自律型AIソフトウェアエンジニアをシステム開発実務に導入
- 2025/6/18 07:11
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■生成AIによるコード作成や仕様把握など、業務の生産性向上を実感
ULSグループ<3798>(東証スタンダード)傘下のウルシステムズは6月17日、ぴあ<4337>(東証プライム)の内製開発チームにおいて、⾃律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」の活用を支援したと発表した。ぴあは2200万人超の会員基盤を有する国内最大手のチケット販売事業者で、ビジネスとデジタルの融合による開発体制の強化を目的に、今春から「IT共創開発部」を設置している。ウルシステムズは、米Cognition AI社が提供するDevinの導入を提案し、3月から品質管理分野を中心に実運用が開始された。
Devinの導入により、単体テストコードの自動生成、ブラウザベースのUIテスト、既存サービスのリバースエンジニアリング、ドキュメントの定期更新、既存機能の類似コード作成などが行われている。また、AIが既存ソースコードの全体像を把握する「Devin Wiki」も活用されており、実務への定着が進んでいる。ぴあでは、今後さらなる指示の最適化と環境整備を進め、全社的な生産性向上へと繋げていく意向である。
今回の取り組みについて、ぴあのIT共創開発部統括の山田武史氏は「生成AIの活用はシステム開発の新たな標準になり得るものであり、現段階でも生産性の向上を実感している」とコメントしている。ウルシステムズは今後もCognition AI社のパートナーとして、ぴあのDevin活用を継続的に支援していくとしている。なお、今回の導入による当期業績予想の変更はないとULSグループは公表している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)