ULSグループ傘下のウルシステムズ、ぴあの開発現場に自律型AIソフトウェアエンジニアをシステム開発実務に導入

ビジネス 万年筆 メモ

■生成AIによるコード作成や仕様把握など、業務の生産性向上を実感

 ULSグループ<3798>(東証スタンダード)傘下のウルシステムズは6月17日、ぴあ<4337>(東証プライム)の内製開発チームにおいて、⾃律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」の活用を支援したと発表した。ぴあは2200万人超の会員基盤を有する国内最大手のチケット販売事業者で、ビジネスとデジタルの融合による開発体制の強化を目的に、今春から「IT共創開発部」を設置している。ウルシステムズは、米Cognition AI社が提供するDevinの導入を提案し、3月から品質管理分野を中心に実運用が開始された。

 Devinの導入により、単体テストコードの自動生成、ブラウザベースのUIテスト、既存サービスのリバースエンジニアリング、ドキュメントの定期更新、既存機能の類似コード作成などが行われている。また、AIが既存ソースコードの全体像を把握する「Devin Wiki」も活用されており、実務への定着が進んでいる。ぴあでは、今後さらなる指示の最適化と環境整備を進め、全社的な生産性向上へと繋げていく意向である。

 今回の取り組みについて、ぴあのIT共創開発部統括の山田武史氏は「生成AIの活用はシステム開発の新たな標準になり得るものであり、現段階でも生産性の向上を実感している」とコメントしている。ウルシステムズは今後もCognition AI社のパートナーとして、ぴあのDevin活用を継続的に支援していくとしている。なお、今回の導入による当期業績予想の変更はないとULSグループは公表している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る