日産、GT-R生産終了で特別展示「FOREVE“R”」開催、歴代GT-Rが横浜に集結

■初代からR35まで一堂公開、メモリアル企画で“Rへの想い”共有

 日産自動車<7201>(東証プライム)は11月13日、「NISSAN GT-R(R35型)」の生産終了を受け、ファンへの感謝を込めた特別展示イベント「FOREVE“R”~GT-Rファンは永遠に~」を開催すると発表した。会期は11月22日から24日までの3日間で、会場は日産グローバル本社ギャラリーとした。初代PGC10からKPGC110、R32、R33、R34、そしてR35まで、歴代モデルを一堂に展示し、約半世紀にわたるGT-Rの進化と象徴性を振り返る内容となる。会場には丸型テールランプを模したモニュメントを設置し、来場者が“Rへの想い”をメッセージとして残せる仕掛けも用意するほか、事前にSNSで募集したファンのメモリアルフォトを大型スクリーンで紹介する。

 同イベントでは、今夏に終了したR35型GT-Rの試乗体験が期間限定で復活する点が大きな特徴である。卓越した走行性能を体感できる貴重な機会として提供し、試乗はオンラインでの事前予約制とした。また11月23日には、岡山県真庭市で開催される「真庭速祭」での「R32カルソニック スカイラインGT-R グループA」デモ走行を会場に中継し、GT500ドライバー平峰一貴選手の迫力ある走りを大型スクリーンで楽しめる。イベント参加者への限定プレゼントも用意しており、ファン参加型の企画を多角的に展開する。

 最終日の11月24日には、前日のデモ走行に参加した平峰選手によるスペシャルトークショーを開催し、GT-Rの走りやレース現場の知見を語る場を設ける。日産は、1969年に誕生した初代GT-Rから最新のR35型まで、モータースポーツ文化を牽引してきた同シリーズの「挑戦の歴史」と「ファンとの歩み」を総括する場として本イベントを位置づける。約半世紀にわたり“日産の走りの象徴”として進化を続けたGT-Rの節目を記念し、ファンと共にその価値を再確認する機会となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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