ヤマザキ、福岡証取に上場承認、25日から東証と重複上場へ、九州展開強化を推進

■株主拡大と流動性確保が目的、IR活動の充実も図る

 ヤマザキ<6147>(東証スタンダード)は8月18日、福岡証券取引所本則市場への上場承認を発表した。これにより、同社株は東京証券取引所スタンダード市場との重複上場となる。承認を受けた上場日は8月25日を予定している。

 同社はこれまで企業価値の向上やガバナンス強化に加え、IR活動の拡充を通じて事業や成長戦略の認知向上に努めてきた。今回の福岡証券取引所上場は、ステークホルダーとの接点を広げ、株主の増加や株式流動性の確保を図る狙いがある。また、九州地区に営業所を構えることから、地域での認知度向上を通じ、取引拡大や人材採用の強化による事業拡大を目指す姿勢を示している。

 さらに同社は、今回の重複上場を契機として、地域経済への貢献や企業発展を推進する方針を打ち出した。今後も事業拡大やIR活動の強化を継続し、ステークホルダーとの対話を深めながら、長期的かつ持続的な企業価値の向上に努めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る