CAICA DIGITAL、子会社株式売却で約2億8500万円の特別利益見込み

■非上場株式売却益を第4四半期に計上へ

 CAICA DIGITAL<2315>(東証スタンダード)は8月18日、子会社が保有する非上場株式の一部を売却したことにより、2025年10月期第4四半期連結決算において約2億8500万円の有価証券売却益が発生する見込みであると発表した。今回の売却は資産の効率的運用と財務基盤の強化を目的としたもので、売却先は当該株式の親会社であり、提示価格は適正と判断された。

 売却の対象は子会社が保有する非上場有価証券1銘柄であり、売却日は8月18日となる。同社は売却による収益を特別利益として計上する方針を示している。今回の売却益は企業の資金効率を高め、財務体質の改善につながるとみられる。

 なお、2025年10月期の通期業績に与える影響については、直近の業績動向や他の要素を含め精査中であり、確定次第改めて開示するとしている。現時点では詳細な見通しは示されていないが、今回の売却益は同社の収益基盤を一定程度押し上げる要因となる可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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