リソー教育、リトプラと業務提携、渋谷で次世代教育施設を共同展開
- 2025/8/20 07:38
- IR企業情報

■創造文化教育施設にデジタル体験スペース導入へ
リソー教育<4714>(東証プライム)は8月19日、リトプラと業務提携契約を締結すると発表。リソー教育は親会社ヒューリックおよびコナミスポーツと共同で教育特化型ビル「こどもでぱーと」を開発し、2025年4月に第1号を開業した。さらに2027年開設予定の「こどもでぱーと渋谷(仮称)」に入居する「MITAKE LINK PARK(仮称)」において、創造文化教育施設の運営を行う。同施設は学びとアートを融合させ、子どもたちの知的好奇心や創造性を育成する場として設計されている。
今回の提携により、リトプラが展開する「リトルプラネット」のノウハウを活かし、同施設内にデジタル体験スペースを設置する。両社は共同でオリジナルコンテンツを開発し、知育・徳育・体育・才育を含む次世代型教育コンテンツを提供する方針だ。リソー教育は学習塾「TOMAS」や子会社「伸芽会」の知見を活かし、子ども向けサービスを拡充すると同時に、保護者向けのサポート機能も強化する。契約締結は9月12日、事業開始は2027年を予定している。
一方、リトプラは「アソビでミライをつくる」を掲げ、デジタル技術を活用した体験型テーマパークを展開しており、今回の提携により教育分野への進出を加速させる。渋谷区が進める「都市再生ステップアップ・プロジェクト」と連動する本計画は、都市開発と次世代教育を融合する新しい試みとして注目されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)