ENEOSホールディングス、代表取締役社長の不適切行為で役員処分などを発表

■昨年度の不適切行為を踏まえた再発防止策が不十分だったと反省

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は19日、代表取締役社長の齊藤猛氏が酔った状態で女性に抱きつくという不適切行為を行ったことが発覚したことを受け、本日、齊藤氏の解任および役員報酬の一部返還・没収、代表取締役副社長執行役員の谷田部靖氏の辞任勧告、常務執行役員の須永耕太郎氏の報酬減額を決議したと発表。また、同社取締役会長の大田勝幸氏および代表取締役副社長執行役員の宮田知秀氏、取締役副社長執行役員の椎名秀樹氏、取締役副社長執行役員の井上啓太郎氏は、自主的に報酬の一部を返上することとした。

 同社は、昨年度に発生した当時の代表取締役会長の杉森務氏による不適切行為を踏まえ、人権尊重・コンプライアンス徹底に関する取り組みの強化・再徹底を決議してきたが、再発防止策が不十分であったことを深く反省しているとしている。今後は、あらゆる選択肢を視野に入れ、抜本的ガバナンス改革を鋭意検討していくという。また、新体制については、指名諮問委員会および取締役会で慎重に審議するものとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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