スギホールディングス、セキ薬品株式取得で持分法適用会社化へ、ヘルスケア業界で競争力強化
- 2025/8/20 07:41
- IR企業情報

■株式5万3459株取得で持株比率49.0%に
スギホールディングス<7649>(東証プライム)は8月19日、埼玉県を中心に調剤併設型ドラッグストアを展開するセキ薬品の株式3万7929株(持株比率34.8%)を取得し、持分法適用会社とする契約を締結したと発表した。さらに、他の株主との株式譲渡契約を進めることで、株式合計5万3459株(持株比率49.0%)を取得する見込みである。両社は調剤併設型ドラッグストアを強みとし、地域密着戦略やDX推進などの経営理念が一致していることから、本取引により「日本No.1ひいてはアジアNo.1のヘルスケアカンパニー」を目指すとしている。
両社はDXと接客力の融合による収益性向上、商圏拡大、経営基盤の強化、人材育成を通じて企業価値の向上を図る。セキ薬品は埼玉県を中心に300店舗以上を展開し、地域に根差したブランド力を有する。一方、スギホールディングスは全国2100店舗超を運営し、約5000人の薬剤師を擁する規模を持つ。両社の経営資源を融合させることで、地域包括ケアモデルを実現し、持続可能な運営体制を構築するとしている。なお、5年後を目途に追加取得を行えば、セキ薬品はスギホールディングスの連結子会社となる見込みである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)