
■米投資ファンドのバリューアクト宝HDに投資、グループ企業にも注目
タカラバイオ<4974>(東証プライム)は8月21日、上値を追って始まり、取引開始後は12%高の997円(104円高)まで上げて約3週間ぶりに戻り高値を更新している。「大量保有報告」で親会社・宝HD(宝ホールディングス)<2531>(東証プライム)の株式を米投資ファンドのバリューアクトと共同保有者が計9.84%保有したと伝えられ、関連報道で傘下のタカラバイオなどにも大きな価値を見いだしていると伝えられ、注目が強まった。宝HDの株価も18%高と急伸している。
「米バリューアクトの共同最高経営責任者(CEO)であるロブ・ヘイル氏は(中略)傘下のタカラバイオ(4974)、バーボンウイスキー「ブラントン」、豊富なスコッチウイスキーの熟成在庫を持つトマーチン蒸留所の所有持ち分に対しても大きな価値を見いだしているとコメントした」(日経電子版8月20日夜)と伝えた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)