ダイハツに輸出・内需両方の顔で注目の芽、高値圏モミ合い継続

株式市場 銘柄

チャート6 ダイハツ工業<7262>(東1・100株)は2円高の1804円と小高いあと1791円まで軟調となるなど引き続き3月の年初来高値1853円に対し高値圏でのモミ合いだ。

 ただ、輸出関連と内需関連の両方の顔を持っている点に注目する向きもある。とくに、原油相場が足元では60ドル前後を固める展開でガソリン価格も強張っている。燃費のよい軽自動車がテーマとして浮上してくることも予想されている。

 今3月期は9.6%営業減益見通しで業績的には大量に買えないがが、小口ならおもしろそうだ。配当は前期年48円(今期未定)、予想1株利益140.7円。PERは13倍前後、現行配当なら利回りは2.7%前後と指標的には下値はなさそうである。1800円割れを拾って、1850~1860円で素早く利食いがよいも一法だろう。

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