くすりの窓口が26日朝、上限25万株の自社株買い、一部投資家の市場売却による需給への影響を緩和

■投資事業組合の投資期限により出資者に株式を分配、一部は現金化を希望

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は8月25日の夕刻、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付け(自社株買い)を発表した。取得する株式の総数は250,000株(上限、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.2%)。2025年8月25日の株価終値4030円で、25年8月26日午前8時45分の「ToSTNeT-3」に買付けの委託を行う。

 同社株主であるNBSEヘルステック投資事業有限責任組合の投資期限到来に伴い、同社普通株式3,140,400株が同組合の出資者に分配された。これら出資者の中には、分配された株式の現金化を希望する株主もあったため、同社としては、これらの売却による株式市場内での需給への短期的な影響を緩和し、既存株主への影響を軽減する観点から、自己株式の取得により対応することとした。

 本自己株式取得により取得した自己株式については、同社グループの成長戦略に沿って、役職員に対するインセンティブプランへの充当、他社との資本業務提携・M&Aによる事業買収等の対価など、機動的に活用して行く方針。これにより、当社の持続的な株式価値向上を図る。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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