巴工業が今10月期の業績・配当予想を増額修正し営業利益は従来予想を32%上回る見込みに

■化学工業製品など好調、期末配当は従来予想比3円増の28円に

 巴工業<6309>(東証プライム)は9月2日の夕方、今期・2022年10月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、売上高は従来予想を13.9%上回る451.50億円の見込みに見直し、営業利益は31.8%上回る31.50億円の見込みに、当期純利益は28.1%上回る25.10億円の見込みに見直した。

 遠心分離機などの機械製造販売事業では、海外向け案件が一部繰り延べとなる見込みから当初予想を小幅下回る見込みだが、化学工業製品販売事業では先般に当初予想を上回る見込みとなった。

 こうした業績推移を受け、今10月期末配当を、1株当たりで直近予想の25円00銭から3円増配し28円00銭の予定にすることとした。これにより、中間配当を含めた今10月期の年間配当金は、1株当たり53円(前期比3円増)となる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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