ネクストウェア、株主優待制度を新設、OSK公演チケット提供へ

■2026年上半期にOSK公演を配信・観劇可能

 ネクストウェア<4814>(東証スタンダード)は8月25日、株主優待制度の導入を発表した。制度の目的は株主への感謝と投資魅力の向上に加え、同社事業およびグループ作品への理解を深めてもらうことにある。対象は2025年9月30日時点で株主名簿に記載された500株(5単元)以上の保有株主で、優待内容はオンライン配信チケットや観劇チケットの贈呈となる。詳細は2025年10月下旬発送予定の「株主優待のしおり」にて案内される。

 配信チケットは、2026年1月から6月までのOSK日本歌劇団自主公演およびブルックリンパーラー劇場公演のオンライン視聴が可能となる。視聴申し込みは不要で、株主全員に適用される。演目には大阪公演「梅雨将軍信長」などが予定されており、約110ステージが配信対象となる。観劇チケットについては、同期間に行われるブルックリンパーラー劇場公演(約160ステージ)やOSK自主公演(約50ステージ)などが対象で、株数や顔認証登録の有無によって申込枠が異なる。申込は専用システムを通じて先着順で受け付ける。

 OSK日本歌劇団は1922年に創設され、宝塚歌劇団、松竹歌劇団と並ぶ三大少女歌劇として知られる歴史を持つ。国内外での公演実績を有し、近年はオンライン配信を活用した新たな観劇体験を提供している。同社は今回の優待制度を通じ、株主が自社事業や歌劇団の活動に直接触れる機会を拡大する考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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