メディカル一光グループ、介護施設運営のサンライズヴィラ土浦を買収、医療・介護の拠点拡大へ
- 2025/7/25 07:46
- IR企業情報

■1都1道2府24県に展開、グループ拠点さらに拡充
メディカル一光グループ<3353>(東証スタンダード)は7月24日、連結子会社のハピネライフ一光が、サンライズヴィラ土浦の全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得契約は7月28日に締結予定で、8月1日に譲渡を実行する見通し。サンライズヴィラ土浦は茨城県土浦市で有料老人ホームを運営しており、今回の買収により同グループの拠点は1都1道2府24県へと広がる。
サンライズヴィラ土浦は1988年設立の介護事業者で、地域に根差した高評価のサービスを提供してきた。近年、介護業界を取り巻く環境はインフレや社会保障費の抑制などにより厳しさを増しており、同社とハピネライフ一光はサービス強化と事業規模の拡大を目的に協議を重ね、今回の最終合意に至った。メディカル一光グループは今後も「医療・介護・医薬品卸」の三事業を軸に、質の高いサービスの提供を進める方針である。
なお、株式の取得数は1,000株(議決権100%)で、取得価額は非開示とされたが合理的な算定基準に基づいて決定された。サンライズヴィラ土浦の直近の決算では、2024年6月期の売上高が4億6,900万円、経常利益が6,500万円、純利益が5,400万円と黒字回復しており、グループの成長戦略に資する投資と見られる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)