【株式市場】日経平均は413円安となり3日ぶり反落、NY株安など影響するが米エヌビディアの好決算に期待

◆日経平均は4万2394円40銭(413円42銭安)、TOPIXは3071.99ポイント(33.50ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は後場急増し24億8155万株

 8月26日(火)後場の東京株式市場は、米半導体大手エヌビディアの四半期決算発表への期待が再燃し、イビデン<4062>(東証プライム)が一段と上げソシオネクスト<6526>(東証プライム)も一段強いなど半導体関連株の一角が一段と強含む場面を見せ、日本製鉄<5401>(東証プライム)や住友商事<8053>(東証プライム)、日本郵船<9101>(東証プライム)は次第に下げ幅を縮小するなど、総じて持ち直す相場になった。日経平均も持ち直し傾向となり、大引けは3日ぶり反落だが底堅い様子となった。

 後場は、鶴見製<6351>(東証プライム)が一段と上げダムの水不足など材料の様子。マーキュリアHD<7347>(東証プライム)も次第高となり投資ファンドの保有判明など材料視。児玉化学<4222>(東証スタンダード)も一段高の場面を見せ子会社工場の設備不具合については影響薄の見方。ウイルテック<7087>(東証スタンダード)は2日連続ストップ高となり株主優待の導入など連日好感。メドレックス<4586>(東証グロース)は米国での治験進展の期待などで一段高。情報戦略テクノロジー<155A>(東証グロース)はアマゾンウェブサービスの認定パートナーに続きグーグルクラウドの正規パートナー認定が材料視されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は後場急増し24億8155万株(前引けは9億5033万株)、売買代金も急増し5兆6237億円(同1兆9477億円)。プライム上場1620銘柄のうち、値上がり銘柄数は386(前引けは379)銘柄、値下がり銘柄数は1180(同1170)銘柄。

 東証33業種別指数で値上がりした業種は倉庫運輸1業種(前引けは繊維製品、倉庫運輸の2業種)にとどまり、値下がり上位は医薬品、電力ガス、サービス、陸運、その他製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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