【株式市場】米NASDAQの最高値など好感し日経平均は147円高となり最近上場銘柄も強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9188円83銭(125円61銭高)、TOPIXは1538.27ポイント(10.68ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億4245万株

チャート3 31日(金)前場の東京株式市場は、月末・週末・年度末が重なりドレッシング買いの期待がある上、米NASDAQ指数が米GDP(実質国内総生産)改定値の上方修正などを好感して3月1日以来の過去最高値更新となり、NYダウも反発したことなどが好感され、北米景気に敏感な任天堂<7974>(東1)などが上げ、日経平均は107円高で始まった後も上値を試した。前引けにかけて147円70銭高(1万9210円92銭)まで上げた。前引けも125円61銭高(1万9188円83銭)。。東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均などそろって高い。

 電力株が料金値上げなどを好感して上げ、注目の東芝<6502>(東1)はフラッシュメモリー事業の売却に関する第1次応札に米国系企業から2兆円規模の応募があったと伝えられ、ひとまず安堵感が広がり6%高。オカモト<5122>(東1)はCLSA証券による投資判断が言われて高値を更新し、ダイイチ<7643>(JQS・札幌)は5日続伸基調。上場2日目のスシローグローバルホールディングス<3563>(東1)は小高く、同じく2日目のユーザーローカル<3984>(東マ・売買単位100株)は昨日に続いて買い気配のまま初値がつかなかった。

 新規上場となったネットマーケティング<6175>(JQS・売買単位100株)は10時6分に公開価格1140円の36%高の1552円で初値が付き、その後1667円まで上げて前引けは1600円。

 東証1部の出来高概算は8億4245万株、売買代金は9173億円。1部上場2012銘柄のうち、値上がり銘柄数は1380銘柄、値下がり銘柄数は503銘柄となった。(HC)

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