フォーシーズHD、ビットコイン財務戦略でシンガポール企業と契約

■財務資産としてビットコインを導入、資金調達は時価総額の5〜10%を想定

 フォーシーズHD<3726>(スタンダード市場)は8月27日、シンガポールのTHUNDERBOLT ADVISORS PTE. LTD(THUNDERBOLT社)と暗号資産投資およびWeb3.0事業戦略に関するアドバイザリー契約を締結したと発表した。同社は財務基盤の強化を目的にビットコインを企業財務資産として保有・運用する方針を掲げており、今回の契約により資金調達や投資戦略を含めた総合的な助言を受ける。THUNDERBOLT社は金融とデジタルアセットの専門知識を持ち、ビットコイン戦略に関する独占的アドバイザーとしてコンサルティングや広報支援を行う予定である。

 契約内容は、同社の時価総額の5〜10%を目標とする資金調達を実施し、その90%をビットコイン購入に充当、残りを事業資金に振り向ける計画である。契約は独占的な性質を持ち、違反時には20万ドルの違約金が発生する。さらに契約期間及び終了後1年間は、資金調達においてTHUNDERBOLT社が優先的な投資権を持つ。戦略的ロードマップとして、初期フェーズではビットコイン購入やグローバルパートナーとの連携を進め、6か月以内に投資先企業の特定とビットコイン取得を拡大し、1年以内に国内外でビットコイン財務戦略を有する企業への出資も視野に入れる。

 ただし、ビットコイン投資には価格変動、規制・法制度、会計・税務、サイバーセキュリティ、流動性などのリスクが伴う。同社はこれらに対応するため、保有比率や取引ルールを明確化し、専門家との連携やセキュリティ体制の強化、取引所の分散利用などを進める方針である。既存の「美と健康」や「再生可能エネルギー」事業においてもWeb3.0の技術を活用し、顧客価値向上と財務健全性の両立を図る。同社は今回の契約を通じて事業の成長と企業価値の向上を目指し、今期業績への影響は精査中であるとした。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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