ジンズホールディングス、6月売上既存店ベースで8.6%増、高単価商品と夏物が牽引

■気温上昇と販促強化が業績を押し上げ

 ジンズホールディングス<3046>(東証プライム)は7月4日、2025年6月度における国内アイウエアショップの月次売上速報を公表した。全店ベースでの前年同月比売上高は13.3%増、既存店ベースでは8.6%増となり、2桁成長を維持した。6月末時点の国内店舗数は536店舗で、前月比6店舗の純増となった。

 成長の背景には、継続的なキャンペーン施策による高単価商品の販売好調があり、加えて気温の上昇が夏向け商品の需要を後押ししたと分析されている。前年までの6月と比較しても今期の売上成長は明確であり、2024年9月期以降、順調な売上推移を示している。

 同月には、大阪府の「ジンズ 枚方T-SITE店」や佐賀県の「ジンズ モラージュ佐賀店」など5店舗を新規出店し、退店は発生していない。これにより直近3カ月の純増店舗数は21店に達しており、積極的な出店戦略が続いている。なお、売上集計は速報値に基づいており、最終的な業績数値とは異なる場合がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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