セイコーグループは3日ぶりに上場来高値を更新、業績一段の上振れ期待が強い様子

■第1四半期は営業利益6割増、9月中間配当は前期比15円増の60円に

 セイコーグループ<8050>(東証プライム)は8月28日、次第高となって再び上値を追い、5%高の6450円(310円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新している。大幅増益の四半期決算を発表した翌取引日の8月12日に急伸し、以後も上値を追う展開。13日には野村証券が目標株価を1100円引き上げて8000円に設定と伝えられ、27日には新しい国際標準フォーマットに対応した外国送金オプションの提供開始を発表するなどで注目が再燃している。

 第1四半期(2025年4~6月)連結決算は営業利益が前年同期比60%増加するなど大幅増益となり、3月通期の予想を配当予想を含めて全体に増額修正した。引き続き一段の上振れ期待が強いようだ。9月中間配当は、1株につき前回予想比5円増の60円に増額(前期比15円の増配)、3月期末配当も同5円増の60円(前期比では5円の増配)に増額した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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