ビジネスコーチ、Job-Usと資本業務提携を締結、AI活用でジョブ型組織支援
- 2025/9/3 07:32
- IR企業情報

■クロスセルや制度改革案件など具体的成果を確認
ビジネスコーチ<9562>(東証グロース)は9月2日、AIを活用したジョブ型組織の基盤構築・運用サービス「Job-Us」を提供するJob-Usと資本業務提携を締結したと発表。両社は2025年8月に業務提携を開始しており、短期間でクロスセルや顧客基盤の拡大といった成果が確認されたことから、関係を一段と強化する狙いで資本提携に発展した。人的資本経営の重要性が高まる中、両社はノウハウと顧客基盤を融合させ、ジョブ型人材市場での競争優位性を確立する方針である。
今回の提携により、複数の具体的成果が創出されている。両社顧客を対象とした相互送客やクロスセルに加え、ジョブ型運用ソリューションの提案が複数社で受注段階に入っている。また、内閣官房の「ジョブ型人事指針」に名を連ねる20社の中に同社の顧客が複数含まれており、今後の展開余地は大きい。さらに、人事コンサルタントと連携した大規模制度改革案件や、1on1面談の高度化・キャリア自律支援をテーマとする研修提案も進行中で、契約目前の案件も生まれている。
ビジネスコーチは今回の資本業務提携を通じて、既存の成功事例をさらに拡大し、Job-Usと共に市場における地位を強化する方針だ。人的資本経営支援のリーディングカンパニーを目指し、企業の持続的成長への貢献を加速させるとともに、中期的な企業価値の向上を図るとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)