太平電業、新潟県村上市で木質バイオマス発電所建設を決定、2027年末稼働予定

■林業資源を活用し地域循環型社会と雇用創出を目指す

 太平電業<1968>(東証プライム)は9月5日、新潟県村上市における木質バイオマス発電事業の推進を決定したと発表した。林業・農業の地域資源を活用し、地域循環型社会の形成や雇用創出につなげることを目的とする「グリーンプロジェクト」の一環であり、同市が掲げるゼロカーボンシティの実現に寄与することを狙う。太平電業は2024年に村上市と「持続可能な地域づくりに関する包括連携協定」を締結しており、今回の発電事業はその具体的施策となる。

 新設される発電所は、太平電業の100%子会社である村上グリーンパワー合同会社が運営する。名称は「村上バイオマス発電所」で、所在地は村上市日下字大惣見1312番2。敷地面積は約6万6700平方メートル、定格出力は1,990kW、年間送電電力量は約1万3,000MWhを見込む。燃料には未利用木質バイオマスや一般木質バイオマスを用い、総投資額は約30億円とされている。これにより、同市におけるエネルギーの地産地消が一層進むと期待される。

 事業スケジュールとしては、2026年3月頃に建設を開始し、2027年末頃の稼働を予定している。同社は、今回の事業による当連結会計年度業績への影響は軽微であるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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