大同工業、ホンダの新型モビリティ「UNI-ONE」量産を開始、8月から本格生産

■長年の取引と品質保証体制が評価、2022年から量産プロジェクトに参画

 大同工業<6373>(東証スタンダード)は9月9日、ホンダ<7267>(東証プライム)のハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE(ユニワン)」の量産を受託したと発表した。8月から生産を開始しており、同社にとってモビリティ本体の量産を担うのは初めてとなる。生産拠点は石川県加賀市の本社工場で、バイク部品に続く新たな事業領域への進出を意味する。

 背景として、大同工業はバイク部品製造を通じてホンダと長年取引関係を築いてきた実績があり、福祉機器開発の取り組みでも評価を得ていた。2022年から量産プロジェクトに参画し、多部品・小ロット生産に対応できる柔軟性と自動車業界で培った品質保証体制が強みと認められたことが今回の受託につながった。併せて、同社にとって新たな技術習得や福祉機器事業拡大の機会にもなる。

 「UNI-ONE」はホンダのロボティクス研究を背景に開発されたもので、座ったまま体重移動するだけで移動でき、立っている人と目線を合わせられる上、両手を自由に使える点が特徴である。高齢者や障がい者など移動支援のニーズに応える新たなパーソナルモビリティとして注目されており、大同工業が量産を担うことで普及に弾みがつく可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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