マツキヨココカラ&カンパニー、シグマ薬品から7店舗を事業譲受へ、大阪・奈良の7店舗を承継
- 2025/9/24 08:19
- IR企業情報

■ミナント戦略の一環、地域密着で利便性と企業価値を向上
マツキヨココカラ&カンパニー<3088>(東証プライム)は9月22日、グループ会社であるココカラファインヘルスケアがシグマ薬品(大阪府八尾市)からドラッグストア事業および調剤薬局事業の一部を譲り受ける契約を締結したと発表した。譲渡対象は大阪府と奈良県で展開する7店舗であり、事業譲渡日は2026年1月5日を予定している。なお、本件による同社の業績や財務への影響は軽微と見込まれている。
今回の事業譲受は、同社グループが掲げる「美しさと健やかさを、もっと楽しく、身近に。」というビジョンのもと、中核事業であるドラッグストアおよび調剤薬局の強化を目的としている。M&Aを通じて競争力を高める戦略の一環であり、とりわけ重点エリアと位置づける大阪府と奈良県でのシェア拡大を狙う。これにより、地域密着型の店舗網を広げ、生活者への利便性や企業価値の向上を図る考えだ。
シグマ薬品は大阪府を拠点にドラッグストアと調剤薬局を展開しており、今回の譲渡により一部事業をココカラファインヘルスケアが承継する。同社グループは引き続き地域密着型のドミナント戦略を進め、既存基盤を活かした店舗展開を推進する方針である。公表すべき重要事項が生じた場合には、速やかに追加開示を行うとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)