ユーグレナがバイオ燃料での国産初のジェット機飛行計画など好感し急伸

国産バイオ燃料計画

◆横浜市・林文子市長も応援

 ユーグレナ<2931>(東1・売買単位100株)は2日、買い気配で始まり、9時20分にかけては約17%高の2015円(291円高)まで上げて東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出た。昨日午後、微細藻類ユーグレナ(和名ミドリムシ)を原料とするバイオ燃料で2020年にジェット機を飛行させることなどを目的とする「国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画」を発表し、期待が強まっている。

 発表では、量産化できる実証プラントを横浜市の協力を得て千代田化工建設<6366>(東1)伊藤忠エネクス<8133>(東1)が主体となって建設し、初飛行は資本関係のあるANAホールディングス<9202>(東1)の飛行機になる計画。

 会見には横浜市の林文子市長も登場し、「横浜市は景品臨海部に環境・エネルギー分野の拠点形成を進めており、協力・支援する」(林文子市)などと話した。

 2000円台は2015年4月15日以来。この水準から上では戻り待ちの売りが増えるとの見方がある一方、信用売り残が高水準のため、買い戻しの買い注文が増えて売りを吸収するとの見方もある。

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