クイック、株式3分割の実施、配当予想の増額修正と株主優待制度の変更を発表

■配当予想を4円増額、前回予想から上方修正

 クイック<4318>(東証プライム)は10月10日、株式3分割の実施、定款の一部変更、配当予想の増額修正および株主優待制度の変更を発表した。株式分割は流動性の向上と投資家層の拡大を目的とし、11月30日を基準日に1株を3株に分割する。これにより発行済株式総数は5655万2028株となり、定款上の発行可能株式総数は従来の4000万株から1億2000万株へと拡大される。分割効力発生日は12月1日で、資本金の変更はない。

 配当予想については、2026年3月期の年間1株配当を従来予想の100円から104円に修正。第2四半期末の50円は据え置きだが、期末予想を54円(分割前換算)としたことで、実質的な増配となる。修正後の配当額は前年実績の96円を上回る。なお、株式分割の影響により、分割後の期末配当金額は18円と表記されるが、これは分割前の54円に相当する。

 株主優待制度についても見直しが行われ、優待対象となる最低保有株数が3倍に引き上げられた。たとえば、従来100株でクオカード500円分の優待を受け取れたが、分割後は300株以上の保有が条件となる。長期保有優遇制度についても同様の変更が適用され、特に継続保有の判定基準を維持するため、名義変更や保有株数の減少には注意が必要とされている。変更後の優待制度は2026年3月31日基準の株主より適用される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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