イオレ、TEAMZと暗号資産金融で提携、イベント・マーケティング支援で基本合意
- 2025/10/14 06:04
- IR企業情報

■中期経営計画に沿い、暗号資産レンディングとトレジャリー戦略を加速
イオレ<2334>(東証グロース)は10月10日、Web3領域での戦略・実装支援や大型イベントの開催実績を持つ株式会社TEAMZ(東京都港区)と、暗号資産金融事業に関するイベントおよびマーケティング支援を目的とした基本合意書を締結したと発表した。両社は今後、提携内容の具体化に向けて段階的に協議を進め、協業による金融事業の強化と企業価値向上を図る方針である。
イオレは8月に発表した中期経営計画で、暗号資産の取得・保有を通じたトレジャリー戦略と、暗号資産を用いたレンディングによる資金調達を柱とする暗号資産金融事業を中核と位置づけている。さらに保有資産の運用による収益獲得を加えた複合的な金融モデルを構築し、「Neo Crypto Bank構想」の段階的な具現化を推進している。今回の提携は、ユーザー接点強化や外部プレゼンス向上の一環とされ、実装支援・マーケティング展開においてTEAMZのネットワークとノウハウを活用する狙いがある。
基本合意に基づき、今後はTEAMZ主催の「TEAMZ SUMMIT 2026」などとのイベント連携や、イオレのプロダクト・サービスの導線整備、投資家紹介によるファイナンス支援などの協業が想定されている。TEAMZは自社メディアやユーザー基盤を活用したマーケティング支援を担い、イオレは事業運営やイベント参画を担う。提携内容は段階的に協議され、実施事項は個別契約により順次開示される予定である。今回の基本合意による業績への影響は現時点で精査中としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)