ベステラが14%高など設備投資増加観測を受け「師走相場」の様相強まる

銘柄

 ベステラ<1433>(東マ・売買単位100株)は3日後場、約14%高の7760円(960円高)前後で売買をこなし、14時30分過ぎには東証マザーズ銘柄の値上がり率トップに躍進した。ガスタンク解体の「リンゴ皮むき工法」など、プラント解体に関して独自の技術を持ち、2015年9月に上場。本日は、日本経済新聞社調べの2015年度の設備投資動向調査が10%増加の見通しと伝わり、設備投資にともない解体工事も増加するといった見方が出ているようだ。破砕・粉砕機などの郷鉄工所<6397>(東2・売買単位千株)も一時ストップ高の27%高まで上げた。

 12月特有の「師走相場」「モチつき相場」では、こうした軽量株が思惑、ひらめき的な材料も交えて次々と動意を強める展開になる傾向があり、塩漬け的に保有してきた株にも歳末助け合いで「救済」のチャンスが訪れるという。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る