ユーソナーが東証グロースに上場、初値は2350円で公開価格を17.5%上回る

株式市場 IPO 鐘

■顧客データ統合SaaSのユーソナー、IPOで好発進

 ユーソナー<431A>(東証グロース)は10月17日、東京証券取引所グロース市場に上場した。初値は公開価格2000円を17.5%上回る2350円で、時点の出来高は91万3000株と活況だった。同社の提供する顧客データ統合ソリューション「ユーソナー」が、デジタルマーケティングや企業の顧客管理に不可欠な基盤として注目を集めていることが、初値買いの背景にある。

 同社は企業間データベースを軸に、顧客・取引先の情報を統合・整理し、営業・マーケティング部門の業務効率化を支援するSaaS(サービスとしてのソフトウエア)企業である。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIの活用が加速する中で、正確かつ一貫性あるデータ基盤を提供する同社の技術が評価されている。公開株式数は266万2200株で、需給面でも一定の関心を集めた。

 上場初日は、公開価格と同じ2000円の買い気配で取引が始まり、その後も気配値を切り上げる展開となった。午前9時29分に2350円で初値を付け、投資家の旺盛な需要を反映する結果となった。市場関係者は、顧客データの価値が高まる中で、同社の成長余地は大きいとみており、今後の業績拡大と市場での評価動向が注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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