サイバーリンクス、ユニバーサル子会社イクシーズラボを完全子会社化しシナジーと合併へ

■AI活用による自治体支援を強化、住民サービスの質向上を目指す

 サイバーリンクス<3683>(東証プライム)は10月17日、ユニバーサルエンターテインメント<6425>(東証スタンダード)の非連結子会社であるイクシーズラボの全株式を取得し完全子会社化すること、並びに同社の子会社である株式会社シナジーを存続会社、イクシーズラボを消滅会社とする吸収合併を実施することを発表した。株式譲渡契約および吸収合併契約は同日付で締結され、株式取得日は11月28日、合併効力発生日は12月1日を予定している。

 サイバーリンクスは、官公庁クラウド事業の中核を担うシナジーが提供する自治体向け文書管理システム「ActiveCity」に、AI技術を活用した高度な検索機能を導入する方針を掲げている。イクシーズラボは自然言語処理を用いたAI対話技術「CAIWA」を有し、これを「ActiveCity」と統合することで、自治体職員の文書検索業務の効率化と住民サービスの質的向上を図る考えだ。サイバーリンクスは今回の子会社化と合併により、官公庁向けクラウドソリューションの競争力を高め、AI技術による業務効率化と顧客満足度の向上を目指す。

 一方、ユニバーサルは2025年3月に新経営体制を発足し、経営資源の選択と集中による構造改革を進めている。グループ全体の成長性と収益性の改善を重視する中で、AI技術分野のさらなる成長が見込めるサイバーリンクスへの譲渡を決定した。取得価額は5百万円で、アドバイザリー費用等を含め27百万円を見込む。今回の株式取得および合併が両社の当期業績に与える影響は軽微としているが、サイバーリンクスは官公庁クラウド事業の拡充を通じ、行政分野におけるデジタル変革の推進に一層取り組むとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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