スターシーズ、福岡で系統用蓄電所の土地・設備・接続権を取得決定

■再生可能エネルギーの導入拡大を支える系統用蓄電池事業を加速

 スターシーズ<3083>(東証スタンダード)は10月17日、ダイサン(広島県廿日市市)から、福岡県筑紫野市の系統用蓄電所の土地・設備および電力接続権を取得することを発表した。今回の決定は、同社が推進する系統用蓄電池事業の拡大戦略の一環であり、再生可能エネルギー導入の促進を目的としたものとなる。取得契約は同日締結予定で、接続連系日は2026年3月10日、運転開始は同年4月30日を予定している。

 同社は2025年7月に新事業として系統用蓄電池事業への参入を表明し、2027年度までに全国50カ所、合計出力100MW(蓄電池容量400MWh)規模の蓄電所開発を目指している。これまでに和歌山県および愛知県内の3拠点で土地・設備・電力接続権を取得しており、今回の福岡案件はこれに続くものとなる。取得対象となる筑紫野蓄電所は最大受電電力1890.0kWで、接続先は九州電力送配電株式会社。取得価額は相手先の意向により非開示だが、前期連結売上高の10%(511百万円)以上に相当し、現金で決済される。なお、当期の売上・利益への直接的な影響は見込まれていない。

 スターシーズは今後、取得した土地と接続権を活用し、関係会社と連携して系統用蓄電所の建設を進める。運用段階では電力アグリゲーターと契約を結び、電力需給調整やエネルギーリソース活用を行う仕組みを構築する計画である。また、進行状況に応じて接続権の売却や権利の差し替えを行う可能性も示している。今期以降の業績への影響は精査中であり、確定次第公表する方針としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  2. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…
  3. ■地銀・建設・リサイクル株が業績上方修正クラスターを形成  今週の当コラムは、内需ディフェンシブ株…
  4. ■「TACO」神話揺らぐ、内需関連が上場来高値圏  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みする…
  5. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  6. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る