ナガオカ子会社、中国で約4億円規模のスクリーン・インターナルを受注

■過去の納入実績が評価、プロピレン・プラント向け設備更新で再採用

 ナガオカ<6239>(東証スタンダード)は9月18日、子会社の那賀設備(大連)有限公司が中国プロピレン・プラント向けにスクリーン・インターナルを大口受注したと発表した。今回の案件は、同子会社が過去に納入した設備における更新需要に対応するものであり、既存の納入実績が評価され再び採用された。受注金額は約20百万元(約4億円)、契約納期は2026年9月となっている。

 那賀設備(大連)有限公司は、中国遼寧省大連市経済技術開発区に拠点を持ち、スクリーン・インターナルやその他関連製品の製造販売を手掛ける。資本金は82,319千元(約1100百万円)で、ナガオカが全株式を保有する完全子会社である。今回の受注は現地市場における信頼と同社製品の競争力を示す事例とされる。

 なお、この案件は2025年8月8日に公表された「2025年6月期決算短信」に織り込み済みであり、2026年6月期の業績予想に変更はない。今後も同社は、中国市場を含めた海外での受注活動を強化し、安定的な事業拡大を目指す方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る