【主なニュース&材料】吸収合併・業務効率化・生産統合・DX導入・増益見通し・海外戦略――事業基盤強化へ

■新素材・企業コラボ・情報開示・女性活躍・デジタル通貨・環境配慮線

・塩野義製薬<4507>(東証プライム):製造子会社シオノギファーマを吸収合併。2027年4月効力発生予定。感染症薬の需要変動に対応し、生産体制を一元化。柔軟な供給網を構築して安定供給を確保。

・ニーズウェル<3992>(東証プライム):長谷工コーポレーション<1808>に伴走型ガイダンス「Nナビ」導入支援を提供。経費精算をマニュアルレス化し、業務効率を大幅改善。経理・総務部門の負荷軽減を実現。

・(銘柄分析)京写<6837>(東証スタンダード):国内価格適正化とASEAN(インドネシア)生産ライン新設で大幅増益予想。連続増配を計画し、グローバルニッチトップを目指す。

・(銘柄分析)神鋼商事<8075>(東証プライム):営業外収支改善と新事業拡大で経常・最終増益予想。EV・軽量化関連や資源循環型ビジネスを中長期成長の柱に据える。

・(銘柄分析)冨士ダイス<6167>(東証プライム):新合金「サステロイSTN30」開発で製品競争力を強化。増収大幅増益を見込む。脱炭素・循環型社会への貢献を強調。

・(銘柄分析)巴工業<6309>(東証プライム):通期増益予想を維持。機械事業好調で過去最高益更新へ。高水準進捗で上振れ期待。

・(決算速報)綿半ホールディングス<3199>(東証プライム):通期増益予想を据え置き。小売・建設・貿易の3事業が堅調。積極展開で収益拡大基調続く。

・ひらまつ<2764>(東証スタンダード):台湾・大統百貨と事業提携へ。高雄・屏東で外食・宿泊・婚礼展開を検討。海外進出を本格化。

・美樹工業<1718>(東証スタンダード):第3四半期経常利益96%増の20億円超。分譲マンション売却とM&A効果で好業績。通期計画を突破。

・西華産業<8061>(東証プライム):旭サナックを完全子会社化。機械事業の開発・販売力を融合。12月1日取得予定。

・(決算情報)三信電気<8150>(東証プライム):上期業績を再上方修正。経常益45%増の29億円見通し。案件前倒しが寄与。

・メディネット<2370>(東証グロース):インド発再生医療製品「Stempeucel」導入へ。国内独占開発権オプション契約を締結。

・リネットジャパングループ<3556>(東証グロース):20億円の資本性劣後ローン調達。GIGAスクール特需に対応し、成長資金を確保。

・(決算情報)サンテック<1960>(東証スタンダード):上期経常利益を2.6倍に上方修正。マレーシア工事増加で収益拡大。

・ポート<7047>(東証グロース):HRteamを66%取得し子会社化。成果報酬型人材紹介市場で首位を狙う。

・ナガセ<9733>(東証スタンダード):上期経常利益3.3倍の22億円。教育・スポーツ事業が好調で大幅増益。50円増配。

・(決算情報)EMシステムズ<4820>(東証プライム):経常利益を39%上方修正。医療DX推進で業績・配当を上方修正。

・プラザホールディングス<7502>(東証スタンダード):ロボタイム社と連携強化へ。新会社「Rolife Japan」設立。

・イオレ<2334>(東証グロース):1株を10株に分割。投資単位引き下げで流動性向上へ。

・Synspective<290A>(東証グロース):経産省補助金4.4億円を営業外収益に計上。業績予想に影響なし。

・アイリックコーポレーション<7325>(東証グロース):アセットガーディアンの保険ショップ事業を譲受。「保険クリニック」ブランドを強化。

・Birdman<7063>(東証グロース):再エネ事業に本格参入。鳥取に蓄電設備を設置し、需給調整市場へ参入。

・全国女性社長調査:女性社長は68万4669人で前年比5.4%増、2010年比3.2倍に。女性社長率は15.55%と過去最高、沖縄が20.65%で全国首位。平均年齢65.2歳、小規模経営が中心。

・ELEMENTS<5246>(東証グロース):傘下Liquidが日本円建ステーブルコイン「JPYC」の発行・償還サービスに公的個人認証を導入。マイナンバーカード活用で本人確認を厳格化し、犯罪収益移転防止法改正にも対応。

・シナネンホールディングス<8132>(東証プライム):子会社ミライフ西日本が天王寺動物園イベント「どうぶつえんでまなぶSDGzoo」に出展。LPガスをテーマに体験型プログラムを実施し、環境教育を推進。

・建設技術研究所<9621>(東証プライム):公園整備用新ツール「Park Budgeter」を開発。3DCAD連携で概算費を自動算出、合意形成を迅速化。都市空間設計の効率化を目指す。

・日本マクドナルドホールディングス<2702>(東証スタンダード):コールドドリンク用「ストローレスリッド」を全国展開。年間約6600トンのプラスチック削減見込む。再生PET製フタと95%バイオマスレジ袋導入。

・冨士ダイス<6167>(東証プライム):新合金「サステロイSTN30」を開発。超硬合金並みの耐摩耗性と軽量化を実現、レアメタル使用を9割削減。「オートモーティブワールド名古屋」で初披露。

・セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム):イトーヨーカ堂・セブン‐イレブンがNetflixと初コラボ。ブラックフライデー限定で26商品展開、「ブラックマルゲリータ」など独自商品多数。

・ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム):統合報告書2025を公開。『サラダ料理で世界一になる』ビジョンの下、財務・非財務両面の成長戦略を体系的に開示。英語版は2026年1月発行予定。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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