【株式市場】日経平均、5万円台乗せ後の反落局面、利益確定売りが優勢に

■主力株まちまち、ニデック急落

 10月28日、日経平均株価は155円17銭安の5万357円15銭と反落して取引を開始した。前日までに1800円を超す上昇を記録し史上初の5万円台に乗せた反動から、高値警戒感が広がり、利益確定売りが優勢となった。米国株式市場は27日にダウ平均が337ドル高、ナスダックが432ポイント高と続伸しており、海外市場の上昇にもかかわらず東京市場では短期的な調整局面となった。

 今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合に加え、日米首脳会談や米中首脳会談も予定されており、主要イベントを見極めたいとして積極的な買いは控えられた。市場では長期金利動向や為替の変化に注目が集まり、外国為替市場では米長期金利の低下を受けて円高が進行。午前9時時点で1ドル=152円68銭台と前日比34銭のドル安・円高水準となった。

 セクター別では、金属製品、繊維製品、建設業、化学、水産・農林業が値下がり率上位となり、空運業、鉄鋼、海運業、証券商品先物、医薬品などが上昇した。個別銘柄では、ニデック<6594>(東証プライム)が19%超の下落でストップ安となり、短期的な過熱感の反動が顕著となった。このほか、KLab<3656>(東証プライム)、ホギメディカル<3593>(東証プライム)、ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>(東証プライム)なども大幅安となった。一方、ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)は2%超上昇し、主力株に買い戻しが入った。今後はFOMCや日銀会合、日米・米中首脳会談など政策イベントを通じた金利・為替の動向が、相場の方向性を左右する見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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