フジコピアン、東証スタンダードに続き福岡証券取引所に重複上場

■IR強化とガバナンス推進で企業価値向上へ

 フジコピアン<7957>(東証スタンダード)は10月29日8時、福岡証券取引所本則市場に上場したと発表した。これにより、同社株式は東京証券取引所スタンダード市場との重複上場となる。

 同社は、企業価値の向上やガバナンスの強化に継続的に取り組むとともに、IR活動を通じた情報発信の拡充を進めている。今回の福岡証券取引所本則市場への上場は、個人投資家との接点を増やし、双方向の対話を深めるとともに、株式の流動性を高めることを目的としている。地方市場への重複上場により、より幅広い投資家層への認知拡大を図る方針である。

 同社は、2市場での売買が可能となることで投資家利便性が高まり、株主基盤の拡充につながるとみている。今回の重複上場について、同社は株主や顧客をはじめとするステークホルダーの支援に感謝の意を表明しており、今後も経営基盤の強化と持続的成長に取り組む姿勢を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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