JSPのピーブロックはTOYOTA自動車IMVの後部座席シートに採用

株式市場 銘柄

■ウレタンに比較すると剛性が高く、変形しにくい

 JSP<7942>(東1)が世界で初めて開発したピーブロックがトヨタ自動車IMVの後部座席シートに採用された。

 当社が開発したピーブロックは、剛性が高いことが認められ、TOYOTA自動車の後部座席シートに採用された。それまでは、ウレタンが使われていたが、ウレタンに比較すると剛性が高く、変形しにくいことから周りに使う鉄の量も少なくて済み、軽量化が図られることと、サブマリン現象(衝突した際に座席の沈み込み)を低減することから安全性が高まるという2つの利点が評価された。

 現在、座席シートに採用されているのは、まだウレタンが主であり、全体の95%を占めている。今回、ピーブロックが採用されたことで、ピーブロックのシェアは5%となった。

 過去に、ウレタンからピーブロックに完全に移行した例は、自動車のバンパーがある。現在バンパーにはピーブロックが使われている。この例もあることから、座席シートもウレタンからピーブロックに移行する可能性もある。

 また、ピーブロックを採用したTOYOTA自動車IMVはピックアップ、SUV、ミニバンの3種類、5車種の新興国向けの世界戦略車である。そのため、ピーブロックの生産・販売は、2015年4月スタートのタイを皮切りにアルゼンチン・南アフリカ・ マレーシアを拠点として行われ、世界の新興国の多様なニーズに合わせたピックアップの部品として使用されていくことになる。

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