【狙い場・買い場】エイケン工業はオイル用フィルター好調で15年10月期(推定)は2ケタ増益、利回り3.6%、PER9倍台

狙い場・買い場

 エイケン工業<7265>(JQS)は、ミニゴールデンクロスを示現。好業績の割安銘柄として注目したい。同社は、自動車・建設機械・農業機械の内燃機関用の各種フィルタエレメント、産業機械用・産業用特殊フィルタや厨房機器部品、プレス金型・治工具・各種プレス部品を手掛けている。

 フィルター部門において国内では、高性能オイルフィルター及び大型車用フィルター等の拡販を図っている。輸出では、円安メリットを活かして主要輸出先以外の国への営業活動に取り組んでいるほか、300tプレス機械を利用して加工できる部品、製品及び既存のプレス部品の受注増に向けての拡販を図っている。燃焼機器部門では、バーナ部品及び熱交換器の拡販を図っている。

 前2015年10月期・第3四半期業績実績は、売上高が39億4000万円(前年同期比4.3%増)、営業利益が3億0800万円(同49.2%増)、経常利益が3億2300万円(同46.8%増)、純利益が2億1400万円(同48.9%増)に着地。フィルター部門の国内は市場での競争激化で厳しい状況が続いているが、海外は、高性能オイルフィルター及び大型車用フィルターが東南アジアからの受注が増加、円安を追い風に輸出が拡大している。

 前15年10月期業績予想は、売上高が52億7000万円(前期比3.4%増)、営業利益が3億7800万円(同27.4%増)、経常利益が4億円(同25.4%増)、純利益が2億6600万円(同24.6%増)と2ケタ増益の続伸を見込んでいる。年間配当は18円(同3円増)と連続増配を予定している。

 株価は、10月27日に年初来の高値619円と買われた後、11月9日安値472円まで調整。決算期越えに伴う処分売りが一巡し、ミニゴールデンクロス示現で出直り基調となっている。前期予想PER9倍台、PBR0.63倍と割安感があるほか、配当利回り3.6%と利回り妙味がソコソコある。今期増収増益が観測されており、10日に予定される本決算における今期業績見通しに対する期待感がある。待ち伏せ買い妙味が膨らみそうだ。(N)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る