アクリート、ケプラーにLINE・SMS統合配信を提供、トヨタ販売会社で導入進む
- 2025/11/13 20:14
- IR企業情報

■フォーグローブと共同開発の「SMSコネクト for LINE」を採用
アクリート<4395>(東証グロース)は11月12日、子会社フォーグローブと共同開発した「SMSコネクト for LINE」を活用し、自動車販売店向け統合顧客管理サービス「ケプラー」にLINE・SMS配信機能を提供すると発表した。ケプラーを運営するカイゼンテクノロジが同機能を採用し、アクリートはSMS送信、フォーグローブはLINE通知メッセージ送信を担う。既にトヨタ販売会社5社での導入が決まり、自動車業界でのデジタルコミュニケーション高度化が進む見通しだ。
ケプラーはナンバープレート認識を軸に顧客情報を即時展開する革新的なシステムで、全国のトヨタ、レクサス、Audi、VWなど計148社1323店舗で利用が広がっている。今回の連携により、予約管理やLINEサービス連携など多様な顧客データを一元管理できる体制が整う。アクリートの特許技術によるLINE・SMS統合配信は、9900万人超のLINEユーザーと1億2千万人超の携帯電話利用者をシームレスに対象化し、友だち追加の有無を問わず高い到達率を実現する点が特徴である。
販売店では業務効率化と顧客体験向上の両立が期待される。LINEとSMSを個別運用していた従来の作業が単一リクエストで完結し、来店誘致や予約通知の自動化によりスタッフは高付加価値業務に集中できる。顧客側も営業時間に左右されず予約や問い合わせが可能になり、90種類超の通知テンプレートにより適切なタイミングで情報を受け取れる。三社は今後も連携を強化し、自動車販売業界におけるDX推進と顧客満足度向上に寄与するサービス拡充を進める方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)





















