ロゼッタが音声翻訳メガホンを連想材料に5日ぶりの反発

株式市場 銘柄

■大活況の上場となり反動も大きかったが新たなスタート地点に

 人工知能による自動翻訳システムなどのロゼッタ<6182>(東マ・売買単位100株)は7日、5日ぶりの反発相場となり、13時を過ぎては7%高に迫る3500円(220円高)前後で推移。11月19日に上場し、同26日に4990円まで上げた後は続落模様だったが、初値3705円を割り込んで値頃感が出てきたとの見方が出ている。

 連想的な買い材料としては、成田国際空港会社が13日、携帯拡声器に向かって日本語で話すとアトを追うように指定した外国語に翻訳した音声が出る「メガホンヤク」を配置したと伝えられたことがあるようだ。相場の方は、初値がついたのが上場3日目で、公開価格695円の5.3倍という買い殺到のスタートだった。この大賑わいの反動が大きかった形だが、高下を経て新たなスタート地点が定まってきたとの見方がある。

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