ホリイフードサービス、新業態1号店が開業2か月で既存比1.8倍の売上高

■新宿歌舞伎町の神戸牛ステーキ店が高収益モデル化、インバウンド需要を取り込み成長

 ホリイフードサービス<3077>(東証スタンダード)は11月14日、2025年4月に実施した第三者割当増資および新株予約権発行による調達資金を活用し、新業態「KOBE Beef Emperor Steak-Shinjuku Kabukicho」の1号店を開業したと発表した。同社は訪日外国人需要の拡大を踏まえ、高級ステーキ業態を新たな収益柱と位置づけ、新規参入に踏み切った。開業後2か月で売上高は既存業態比1.8倍、営業利益率は同2倍と計画を大幅に上回る成長を示し、インバウンド需要を取り込む戦略が奏功した。特に欧米圏の利用客が増加し、Google予約数も伸びたことが高い収益性につながった。

 同社は今回の成果について、インバウンド市場における高級飲食体験の需要が継続的に高まっている点を重視している。1号店では神戸牛の希少部位を使用したステーキ、ライブキッチンによる体験価値の提供、訪日客からの高評価などが集客と客単価の押し上げに寄与した。開業3か月目の見込みとして売上高1000万円、営業利益200万円を見込んでおり、営業利益率は既存業態比約3.5倍とさらなる収益改善を見込む。短期間で高収益モデルとして成立した点は、今後の業態展開の基盤として重要な意味を持つ。

 同社は1号店の実績を踏まえ、高級外食ニーズが強いエリアへの横展開を検討する方針である。オペレーションやサービスモデルを標準化し、多言語対応予約導線や海外向けSNSマーケティングを強化することで、指名来店の拡大を図る。また、神戸牛の魅力を生かした体験型メニューの開発にも取り組み、「インバウンド需要×高級外食×体験価値」を軸とする新たな成長領域として中長期的な企業価値向上につなげる考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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