H.U.グループホールディングス、アルツハイマー病関連の血液診断薬を国内申請

■米国・インドで承認取得済みの体外診断薬、日本でも実用化へ前進

 H.U.グループホールディングス<4544>(東証プライム)は11月25日、連結子会社の富士レビオが、アルツハイマー病に関連する病理変化を確認するための血液を用いた体外診断用医薬品について、厚生労働省へ製造販売承認を申請したと発表した。本試薬は、全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルスG1200」「ルミパルスG600Ⅱ」で使用し、血漿中の217位リン酸化タウ蛋白(pTau217)とβ-アミロイド1-42の濃度を測定するものである。これら二つの指標を測定することで、アルツハイマー病の要因とされるアミロイドβ蓄積状態の把握を補助する役割が期待されている。

 アルツハイマー病はアミロイドβの脳内蓄積が主要因の一つとされ、抗体医薬品の重要な標的として世界的に研究が進む領域である。同試薬は、血液検査という低侵襲な方法でアミロイド病理を推定できる点が特徴で、臨床現場における診断補助の新たな選択肢となりうる。また、本試薬は2025年5月に米国食品医薬品局(FDA)から、アルツハイマー病関連のアミロイド病理確認を目的とする初の血液用体外診断用医薬品として承認を受け、販売を開始している。さらにインドでも2025年6月に現地パートナー企業を通じて承認を取得しており、グローバルでの展開が進む。

 同グループは神経疾患領域を重要な戦略領域に位置づけており、アルツハイマー病などの診療支援への貢献を強化する考えである。今回の国内申請は、同領域の製品ラインアップ拡充に向けた動きの一環であり、診断技術の高度化と普及を通じて医療現場のニーズに応える姿勢を示している。なお、同社が公表する医薬品・医療機器情報は経営情報開示を目的としたものであり、宣伝や広告を意図したものではない点が付記されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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