北紡、SBIデジタルFと連携してBTC運用開始、レンディングで資産効率を強化

■保有ビットコインの半分を貸付運用へ、12月9日から開始

 北紡<3409>(東証スタンダード)は11月26日、SBIデジタルファイナンスの暗号資産レンディングサービスを活用し、同社が保有するビットコイン(BTC)の運用を開始すると発表した。北紡は2025年7月よりビットコインの取得を進めており、資産効率向上と収益機会創出を目的として運用手法を検討していた。今回、同社保有BTCの約半分を対象に12月9日からレンディングを実施する予定である。

 同社は、暗号資産を含むデジタルアセット領域の成長性を重視し、中長期的な企業価値向上につながる取り組みを推進してきた。信頼性と透明性を備えるSBIグループ傘下のSBIデジタルファイナンスを運用先に選定したことで、安全性と利回りの両立を図りながら資産運用戦略の高度化を目指す方針である。利率は市場金利や貸出期間により変動し、同社は法人パートナー金利の適用を受ける予定である。

 BTCレンディングによる収益は、北紡の財務基盤強化に寄与する見通しだが、暗号資産価格の変動による影響が生じる可能性もあるとしている。2026年3月期業績予想には同件の影響を織り込んでおらず、同社はリスク管理を徹底しつつデジタルアセット活用による新たな収益機会を模索するとしている。重大な影響が生じた場合には適時開示を行う方針を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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