WOLVES HAND、ダイナコムと共同研究契約、獣医療DBの高度化へ
- 2025/11/28 07:36
- IR企業情報

■電子カルテデータを分析し新ビジネスを検討、疾病予測やAI導入も視野
WOLVES HAND<194A>(東証グロース)は11月27日、ダイナコムと共同研究契約を締結したと発表した。ダイナコムが保有する医療データ解析の知見と、同社が蓄積する獣医療の臨床DBを組み合わせ、ペットの健康的な生活の実現に向けてヘルスケア・医療データ利活用を進める。まずは電子カルテ由来データの現状分析と解析ビジネスの検討を開始する。
今回の契約は、獣医療DBの高度化と臨床医療の最適化を目的とするものだ。ダイナコムはバイオインフォマティクス専門企業として、ゲノム解析や医療データ解析で豊富な実績を有し、国内外研究機関との協力実績も多い。NGS解析の独自アルゴリズム開発、大規模患者データの治療効果分析、医療機関向け診断支援ツール開発などの経験を持ち、これらの技術を獣医療分野に応用することで、疾病リスク予測や治療最適化、現場支援のAI導入を目指す。
契約は同日付で締結され、研究開発も同日から開始された。同件による業績への影響は軽微とされるが、今後開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表する方針である。両社は医療と獣医療の知見融合による新たなヘルスケアサービス創出を見据え、データ解析ビジネスの開発を進めていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















