サトウ食品、「サトウのごはん」の再度の値上げ決定!企業努力では吸収困難

■2025年6月からパックごはん最大14%値上げ

 サトウ食品<2923>(東証スタンダード)は、2025年6月2日出荷分からパックごはんの価格改定を実施すると発表。今回の改定は、2024年12月に続くものであり、原料米価格のさらなる高騰が主な要因である。人件費や物流費の上昇も重なり、企業努力だけでは吸収が困難な状況となったため、やむを得ず価格を引き上げることを決定した。

 対象商品は全ラインナップで、価格の改定幅は希望小売価格より約11〜14%の値上げとなる。たとえば、「新潟県産コシヒカリ200g」は211円から235円に、「新潟県産コシヒカリ5食パック」は1,043円から1,170円に改定される。

 同社は今後もコスト削減と生産効率化を進めつつ、高品質な商品の提供を継続する方針である。価格改定について理解を求めるとともに、引き続きの品質維持に努める考えを示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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